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九十九村の歴史・文化
・歴史
・神降山の契り
九十九村の歴史は古く、平安時代に藤原定巻により記された「八百万神物語集」にて九十九村誕生の物語が記されております。
神話時代の九十九村周辺にある山を従えていた山大主と、天の命によりこの地を治めに来た天穿保尊による物語です。二人は5日間にも及ぶ力比べにより勝敗を決めました。見事天穿保尊が勝利し、山大主はこの地を譲ることになりましたが、その力強さを認めた天穿保尊により、力比べを行った山で契りを交わし、山大主は常世見主と云う名を与えられ、山々の管理を任されることになったのです。その契りを交わした山こそ、九十九村で一番大きな山である神降山なのです。
そうして、数多ある山々からこの地を九十九と称し、天穿保尊は九十九地域を見守る神、九十九神として信仰されるようになったのです。
・文化
・契りの儀
九十九村では、古来より長に就任したものが神との契りを交わす「契りの儀」が行われます。これは神降山の契りが関係していると考えられております。
昔は山の頂上で儀式が行われていましたが、現代では九十九神社内で済ましています。
・九十九神社例大祭
村で行われる一番大きなお祭りです。3日間続くこのお祭りは、普段山や村を護ってくれている神に感謝をささげ、好物を奉納し労う事で、村の発展を願うお祭りです。
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